「魔王がまさか、異世界への侵攻を考えていたとは・・・。テレポーターを狙うアスワルドの企みを阻止した今、魔王軍にヒューガイアが今度こそ大々的に攻め込まれ、大きな被害が出てしまう可能性がありますな。急を要する話かもしれませぬ、すぐにスピリッツァへ向かいましょう」 突拍子も無い話にも関わらず、ラフィンはすんなりと受け入れてくれた。無事に状況を伝えることができ、リリナは一安心だ。
「そういえば、リリナ様が倒したモンスター達ですが、飛んで行こうとしていた方向を見るに、スピリッツァを目指していた可能性があります。何か嫌な予感がしますな・・・。リーリエ王女、リリナ様と私はスピリッツァへ向かいますゆえ、王女は城へとお戻りいただき、国王へ援軍の派遣要請をお願い致します」
「いいえ。ラフィン。私も行くわ!亅
意外にも同行を申し出るリーリエ王女。リリナとしては早くラフィンと二人になり、スライムに栄養補給させたいので、城へ戻って欲しいところなのだが・・・。
「何をおっしゃるのです。危険な可能性のある場所へ、王女をお連れするなどできませぬ」
「お父様に報告したところで、異世界が侵攻されるなんていうお話はきっと信じないでしょう。援軍は望めないわ。その点、私は "治癒" のスキルを持っているから、連れて行ってもらえればきっとあなた達の役に立つはずよ亅
「し、しかし・・・安全を考えると騎士団に守られている城の方が・・・」
「またそうやって、安全だからいいとか危険だからダメとか・・・もうたくさん!守られてばかりではなく、私も国を守りたいのよ!それに、ヒューガイア最強の騎士と一緒にいる方が、城に残っているよりよっぽど安全だと思うけど亅
怒ってしまった王女に困った顔をしながら、リリナの方へ向き直るラフィン。
「リリナ様、王女はこうなると頑として言うことを聞いてくれませぬ。同行いただいても構いませんでしょうか?もちろんリリナ様のことも、二度と魔族に連れ去られたりせぬよう、全力でお守りしますゆえ!」
「はうぅ・・・わ、分かりました・・・んくうぅっ!♡」
諦めて、ビクビクとイキながら返事をするリリナ。こうなると、どこかで休憩するタイミングで、こっそり馬から降りてスライムを落ち着かせるしかなさそうだ。またその際、単独行動になる可能性があることを考えると、ラフィンにアナルへと中出ししてもらって、"騎馬" のスキルを使えるようにすることも考えたが、王女の前でそんなお願いはできない。
そういえば、二人のスキルも確認しておいたほうが良いかも・・・そう思ったリリナは、二人に向かってアナライズを発動した。前回と同様に、何も無い空間に画面が現れる。
■ ジョブ : 聖騎士(レア度A)
■ レベル : 53
■ 習得スキル
①騎馬:目の届く範囲の馬の動きを制御する
②シールドガード:盾を使い遠距離攻撃を弾く
③ホーリーソード:光属性の近距離攻撃で大ダメージを与える
■ ジョブ : キューピッド(レア度A)
■ レベル : 30
■ 習得スキル
①治癒:手を触れた他者のダメージを回復する
②ハートショット:射抜いた相手に本音を話させる
リーリエ王女の持つ治癒のスキルは有用そうに思えるが、女性なので "スキル封入" の対象とはならず、リリナが扱えるようにはできない。また、まだ三つ目のスキルは習得していないようだった。
「それでは、私が先行致しましょう。王女は私の馬の後ろにお乗りください。リリナ様はそのまま、我々に付いてきていただければ結構です。スピリッツァはここから馬を飛ばせば半日ほどかと」
「あ、あのっ、私は "浮遊" のスキルが使えるのですが・・・空から行くというのは・・・ひああっ♡」
「精霊族はプライドが高く、上から見下ろされるのを極端に嫌う性質があります。途中で出くわす可能性もありますし、頼み事をする予定なのであれば、地上から参った方が賢明でしょう」
「そ、そうなんですか・・・はあんっ♡」
ラフィンの "騎馬" のスキルを使えば、馬をおとなしくさせたまま空中を移動できると思っていたのだが、当てが外れてしまった。スライムに股間を愛撫されている状態で、ディルドに二穴を突かれながら行かなければならないと想像すると、気が遠くなってしまうリリナ。しかも今回は、前回の狩りの森にラフィンと二人で来た際よりも遥かに長い距離を、王女にイッていることを勘付かれないようになるべくイキ我慢をしつつ行かねばならないのだ。
「さあ、参りましょう!」
「はいぃ・・・あっ!♡ ああぁっ!♡ あああぁーっ!!♡」
ラフィンと王女が乗った馬の後ろについて、リリナが乗っている馬も勢い良く走り出した。『グチョッ!グチョッ!グチョッ!グチョッ!』と二穴に埋め込まれたディルドが、リズミカルに突き上げてくる。
「(ひああぁーっ!♡ こ、こんな凄いのを半日もなんて、やっぱり絶対無理っ・・・イ、イキ過ぎてて、腰の痙攣が止まらないぃ・・・♡ )」
激しく二穴を突き上げられる快感と、優しくスライムにクリトリスや膣口・アナルを舐め回される快感。対照的な刺激を絶え間なく与え続けられるリリナは、イキ我慢をしようと努めるものの全くできるはずもなく、ひたすらイキっぱなしになりながらスピリッツァへの旅路を進む。 ---
およそ半日後、無事にスピリッツァの正門まで到着する一同。 途中で何度か休憩したものの、ラフィンがリリナの傍を全く離れようとせず、ラフィンと同じ馬に乗っているリーリエ王女もずっとリリナの近くにいることとなってしまったため、残念ながらスライムに栄養補給させるタイミングを作ることはできなかった。よって相変わらずスライムは股間の愛撫を延々と続けており、リリナに喘ぎ声を出し続けさせている。 具合が悪そうなのに一度も馬から降りようとしないリリナに王女はいぶかしげだったが、ラフィンに問題無いと言われ渋々納得していた。 「ではリーリエ王女、馬を繋いで参りますので、一旦ここで降りてお待ちください」 「分かったわ、ラフィン」 そう言うとリーリエ王女は、スピリッツァの正門前でラフィンの馬から降りる。 「リリナ様、あちらに見える厩舎まで、馬を移動させますぞ」
「はあうぅ・・・♡ わ、分かりましたぁっ・・・んんっ・・・♡」
ここに到着するまでにイカされ過ぎて体が蕩けきっており、イキ顔で喘ぎながら返事をするリリナ。朝から数え切れない絶頂を繰り返しながら、ずっと気持ちがいい状態をキープされており、もう頭がおかしくなりそうだ。 本当は "二穴挿入時無敵" を維持するために乗馬のまま入国したかったリリナであったが、プライドの高い精霊族を馬上から見下ろすと反感を買うということらしい。鞍の脇からポタポタと愛液を垂らしながら、ラフィンの後に付いて厩舎へと向かうリリナであった。 |
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